おしっこをかけるとお得な価格が現れるかもしれない、イケアの広告「IKEA - Kissa på den här annonsen」
もし“おしっこをかける”と値段が下がる広告があるなら、あなたはかけるだろうか。
そんな雑誌広告を作ったのは、スウェーデンのイケア。
でも安心して欲しい。
多くの人にとってこの広告に掲載されている商品は魅力的ではない。つまりおしっこをかける必要もない。
では一部の人とは誰か?
それは、この広告に掲載されている商品を見ればわかる。
その商品は、ベビーベッド。
そう、赤ちゃんを育てる予定がなければ通常買うことがない商品なのだ。
そしてベビーベッドがこれから必要となる人とは、出産を控えた人=妊娠している人ということになる。
もう一度広告に話を戻すと、この広告の一部分におしっこを垂らすと、その人が妊娠していれば定価の下あたりに半額となった価格が現れる。仕組みは妊娠検査キットと同じなのだ。
なかなかおもしろい広告だが、このキャンペーン価格を適用してもらうには、やっぱりこのおしっこをかけて半額が表示された雑誌を店頭に持っていく必要性があるのだろうか。それはちょっと抵抗があるし、そもそもおしっこをかけた(たらした)雑誌は残しておきたくないように思えるのだがどうだろうか。
- 2018-01-11 (木) 8:02
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