スピード違反のドライバーに、家族を事故で亡くした遺族と会話させる「#SpeedTalk. There are some talks you’ll never forget.」
自動車やバイクのスピード違反はもちろんいけないことなのですが、一度検挙されたことがある人でもまたやってしまいがちだったりします。この道は大丈夫だろう、ちょっとくらい大丈夫だろう、と。
だからベルギーで、SpeedTalkなるものが実施された。
スピード違反を冒して検挙された人が車に案内される。そこには先客がいて、話しかけてきます。
何キロだったの?
なぜスピード違反をしたの?
その理由はそれぞれなのですが、先客だとおもっていた人が次に口を開いた時、スピード違反で検挙された人は閉口してしまう。
なぜなら、先客だとおもっていた人の家族がスピード違反の車との事故で亡くなっていたと知るから。みんな悲しみを抱えた遺族だったのです。
彼らの話を聞いていると、少しくらいスピードをオーバーしてもいいやなんて考えていた自分が情けなくなる。自分の愚かさを知るのです。
遺族の話を聞いた違反ドライバーは、きっとこの話を忘れることはないでしょう。スピード違反で検挙された直後のこの話は、減点や罰金よりも心に深く残るのではないでしょうか。
- 2017-10-27 (金) 7:54
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