夜になると暴力を受けた痕が見えてくる、ヘルシンキ警察によるOOH広告「reveals violence after dark」
昨年紹介した『夜になるとルミノール反応が見えてくるヘルシンキ警察によるトラム駅広告「Väkivallan jälkiä ei voi pyyhkiä.」』の今年版である。
フィンランドはDVが非常に多いんだという。
年間のDV報告数、25000件。
1日70件。
人口550万人の国なのに、だ。
DVの88%は夜になってから起こる。
そこで、夜になると絵柄が変わる広告をヘルシンキ警察が作った。
夜になると女性のモデルさんの体や顔に青あざが浮かび上がるのだ。
仕組みは、ポスター裏のバックライト点灯によってポスターに青あざやコピーが映るようにしているというもの。昼間はバックライトが消灯していてポスターは反射光でのみ見えているため、青あざは見えない。
なるほどとは思うものの、昼間だけ出歩く人には痛々しいモデルさんの姿を見せられていない可能性が高く、だとすればもったいないなぁ、と。
- 2017-06-30 (金) 8:18
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