各地のマラソン大会で、最下位ランナーの苗字がみんな同じに！「Who are the Cotton runners?」
スウェーデンにこんなキャッチコピーの広告が踊った。
「コットンランナーになるな」
いったいどういうことなのか？
ヨーロッパ各地で行われたマラソン大会の結果をみると、のきなみ最下位の人の苗字が同じ「Cotton」さんです。偶然なのでしょうか？そしてこの最下位の人をバカにしているなら酷いキャッチコピーの広告ですね。
でも実際は違います。
最下位の人はとある企業による仕込み。
全員コットンさんの苗字でエントリーし、わざと最下位になっていたのです。
ではなぜ？
これを仕掛けたのはスウェーデンの下着メーカーBjörn Borg。コットンの下着はスポーツには向いていないことを伝えるための戦略だったのです。だから「コットンさんになるな」「コットンの中で走るな」はそういう意味だったのですね。
しかしまぁ、マラソン大会でわざと最下位のランナーを用意して広告に使う手法というのは、いかがなものなのでしょうか。真剣に走るランナーから嫌な顔されそうな気もしますが。
- 2016-10-27 (木) 8:13
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