小さな小さなシェフがテーブルの上で料理をしてくれるプロジェクションマッピング「Le Petit Chef」
プロジェクションマッピングといえば、大きな建物や部屋の壁に映像を映しだす事例が多いですが、これはとってもミニマムで対象者も限定的。それでいて可能性を感じるプロジェクトとなっています。
円卓にはお皿とフォークが並べてある。これから料理が出てくるのだろうか。
と、テーブルに開いた穴から小さな小さなシェフが出てきた!シェフがお皿に近づいてくるとお皿の中央がシャッターのように開き、下からグリルに乗せられたお肉が顔を出す。シェフは燃料を投下しお肉を焼き、付け合わせの野菜もテーブルから引き抜きグリルに投げ入れる。
しかしハエが飛んできたから事態は変わる。シェフがハエを追いやろうとフォークを振り回すと燃料タンクがグリルに落ちて爆発。シェフも最初出てきた穴に落ちてしまった。
映像が終わると、さっき小さな小さなシェフが焼いていたお肉と野菜の料理が本当にサーブされた。
テーブルの上にはプロジェクターが設置してあり、そこから真下に映像を投影している。
料理を待つ時間も飽きないし、とても楽しい気分になれるプロジェクトですね。こういうアイデアは小さなイベントなどでも使えそう。
- 2015-05-27 (水) 8:35
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