戦場に響くクリスマスソング。実際に起きたクリスマス休戦を題材にしたSainsbury'sのクリスマスCM
1914年、この年に始まった第一次世界大戦でクリスマスにある出来事が起きた。後にクリスマス休戦と呼ばれるその出来事は、ドイツ軍兵士が「きよしこの夜」を歌いだしたことに端を発するとされている。
このCMはイギリスのスーパーSainsbury'sが、その事実をもとにして制作したものです。
ドイツ軍兵士の「きよしこの夜」に、イギリス・フランス軍兵士が歌で応えた。戦場はその時、クリスマスソングに包まれた。
翌日、両軍の間で非公式の停戦が行われ、昨日まで敵同士だったドイツ、フランス、イギリス軍兵士たちが酒を飲み交わし、サッカーに興じ、戦死者を埋葬した。しかし、遠くからは砲撃の音がし始める。両軍はまた双方に別れ停戦を解き、無益とも思える戦いを始めなければならなかった。
CMではイギリス兵士とドイツ兵士がこっそりビスケットとチョコレートを交換するシーンがある。クリスマスはシェアするためにある。誰かに何かをシェアしよう、というメッセージだ。
ちなみにSainsbury'sではCMに登場するチョコレートを、今年のクリスマス限定で販売している。また、ドイツ軍兵士がくれたビスケットのレシピも公開している。
4 x cups of Flour
2 x cups of Water
4 x teaspoons of Salt
Mix together the ingredients, roll out to 1/2 inch thick and bake for an hour at 375ºF turning once.
訳すと、こうなる。
小麦粉4カップ、水2カップ、塩ティースプーン4杯を混ぜて1/2インチ(約1.3cm)の厚さに伸ばして375ºF(約190℃)のオーブンで1時間焼けば出来上がり。
美味しいかどうかは・・・微妙な気が。
▲Sainsbury's Christmas - The story behind our Christmas ad
このクリスマスCMが題材にしたクリスマス休戦について。
▲Sainsbury's Christmas 2014 - The making of our Christmas ad
メイキング映像
- 2014-11-15 (土) 11:37
- TV・CM