3種類の小口ページを交互に重ねて製本することで、6通りのストーリーが楽しめるフリップブック「KALi, The Little Vampire Magic Flip-Book」
少しずつ動く絵柄が書かれたページをパラパラめくることで、絵柄が動くアニメーションを楽しめるフリップブック。通常は1つ、または裏にも絵柄が描いてある2つのストーリーが楽しめます。が、この映像に出てくるフリップブックは6通りのストーリーが見られます。
パラパラしている時の右手親指の位置に注目してもらうとわかりやすいですが、フリップブックの小口(本の綴じていない側)を抑える親指の位置が下、中、上へと移動していることがわかります。もっとよく見ると、めくれていく各ページの小口が揃っていないこともわかります。つまり、小口のカットが3種類あり、その3種類を交互に重ねて製本すると、親指の位置でひっかかるページとひっかからないページができるというもの。これが表裏ありますので、合計6通りのストーリーが楽しめるのですね。もちろんコマ数は全ページの1/3ずつにはなりますが、この製本だからこそというストーリーは作れそうな気もします。
- 2013-03-30 (土) 8:43
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