ノーマルの街から新しいノーマルを - 電気自動車普及を目指す三菱モータースの試み
MITSUBISHIの電気自動車i-MiEV。
軽自動車のiをベースにした、コンパクトな電気自動車です。
MITSHUBISHI MOTORSのアメリカ現地法人MMNA(Mitsubishi Motors North America)の工場があるイリノイ州ノーマルでは、EV(電気自動車)普及への取り組みが進んでおり、ここにMMNAも参画して街をEV TOWNにしようという試みが行われています。
具体的には今年2月にイリノイ州及びブルーミントン・ノーマルEVタスクフォースチームとMMNAの間で電気自動車普及に関する覚書が取り交わされています(プレスリリースLINK)。この内容を見ると、2014年までに住民及び企業向けにi-MiEVを1000台提供。提携企業との間で充電インフラ構築も計画されています。
それから半年以上経って、住民へのインタビューと、街のEV TOWN化をまとめた動画がアップされています。
2011年、つまり今年の年末にアメリカで発売予定のi-MiEVを周知させるためもあるでしょうが、インフラから整備しないといけない問題ではあるため、長期間に渡る地道な施策とそれを支える企業哲学が大切になってくると思われます。
i-MiEVの場合、1回のフル充電での航続距離が、実走行で100km程度だと言われています。※2011年7月モデルテェンジ後メーカー公表値「M(10.5kWh仕様)」一充電走行距離120km(JC08モード)、「G(16.0kWh仕様)」一充電走行距離180km (JC08モード)。
広大な土地のアメリカでは、街の中をちょい乗りする感覚でしか使いづらい気がします(いや、日本でもそうですが)。このマイナス面を払拭させるために、インフラ整備と、ガソリン車がノーマルとなった人の心を変えるためのきっかけが必要となってくるのですね。
そのためには広告も大きな力。
上の動画をまとめたCMも放映されているようです。
こちらではi-MiEVだけじゃなくてランサーエボリューションとかRVRといったガソリン自動車も映っていますね。
→normal - Mitsubishi Motors
http://www.mitsubishicars.com/normal/