がっかりさせるかもしれませんが、ティグアンは頑丈なのです|フォルクスワーゲン TiganのCM
いつもおもしろいフォルクスワーゲンのCMですが、2011年モデルのティグアンのCMも切り口がかわっています。
一心不乱に棒でカラフルな車の形のものを叩きつける少年。
いつしか諦めてしまうのですが、これはメキシコ発祥のピニャータ(piñata)と呼ばれるもので、中にお菓子やおもちゃを詰めて吊るし、誕生日などの記念日に子どもが棒で割って中のものをもらうという、言わば楽しいくす玉のようなもの。
しかし、ティグアンの形にしたのがいけなかった。子どもがあきらめるほどびくともしません。最後はパパが代わりに割ろうとしますが、割れません。
あえて対象物を壊そうとする、セールスポイントの表現を変えてがっかりした演出にする。ストレートに訴えないところで、おもしろさとして心に残るCMですね。
- 2011-05-16 (月) 6:54
- TV・CM
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