世にも美しい数学入門
2月にエントリーした『世にも美しい日本語入門』に続き、先日買った一冊です。ベストセラー『国家の品格』著者の藤原正彦氏と、『妊娠カレンダー』『博士の愛した数式』などの著者 小川洋子氏の対談をまとめた本で、美しい数学についてのお話です。ボクは数学苦手なのですが、読んでいるとこんなボクでも面白くてやめられなくなる。美しさを共感し、感動します。それはお二人の言葉の選び方のおかげなのかもしれませんね。学校教育における数学が、(良くも悪くも)脳を刺激するものだとしたら、この本の数学は五感を刺激します。目で見る感動、耳に残る言葉の響き、広がる情景。良い本に出会って、通勤中一気に読んでしまった。
装丁はクラフトエヴィング商會。
- 2006-04-15 (土) 2:31
- Books
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