コーエン兄弟監督による、Mercedes-AMG GT RoadsterのCM「Easy Driver」(Super Bowl 51)
2月5日に開催されるアメフトの優勝決定戦、第51回スーパーボウル。
その中継中に放送されるメルセデス・ベンツのCMがこちら。監督は、映画「ビッグ・リボウスキ」「オー・ブラザー!」「ファーゴ」などなどコアなファンが多いイーサン&ジョエルのコーエン兄弟です。これは要チェック。
バイカーが集まるバーで、男がジュークボックスで「Born to be wild」をかけようとする。屈強そうな男だが、もう老眼鏡がないとジュークボックスの文字も見えない。
バーには同じようなバイカーが大勢集まっている。映画「イージーライダー」のピーター・フォンダのポスターが飾られた、プールバーだ。
革ジャンにタトゥの男たちは力比べをしあい、酒を飲み、ビリヤードをする。
しかし最初の男同様みんないい年だ。
肩も痛い。
そんな中、一人の男がバーに入ってきてこう言った。
「(バイクが)ブロックされたぞ」
これは一大事だ。
バイカーたちはバーの外に出た。
するとバイクの真ん前に一台のベンツが停まっている。
向こうから歩いてきた男はバイカーたちに「いいバイクだな」と言い、ベンツに乗り込んだ。あろうことか「イージーライダー」のピーター・フォンダその人じゃないか。バイクじゃなくて、今はベンツなのかよ!
「あら、まだカッコいい」
ピーター・フォンダの乗ったベンツはそのままルート66を走っていった。
Born to be wild(ワイルドになるために生まれてきた)ではなく、built to be wild(ワイルドになるために作られた)。それがMercedes-AMG GT Roadsterなのだ。
- 2017-01-28 (土) 18:06
- TV・CM