コーヒーカップ1杯分を抽出する、ガラス製の美しいコーヒードリッパー「MANUAL COFFEEMAKER Nº1」
スタンド部分とドリッパー部分が一体となったガラス製のコーヒードリッパーです。
使い方はほぼ普通のドリッパーと同じ。
濾紙とコーヒー豆をセットしてお湯を注ぐだけ。
ドリッパーの下にはコーヒーカップがセットできるようになっています。つまり、1杯分を淹れるためのもの。
このドリッパーの名前は「MANUAL COFFEEMAKER Nº1」と言い、シカゴのCraighton Berman Studioが制作したコンセプトモデル。夏の終わりくらいにKickstarterで製品化する資金を集めるかもしれないとのことです。
ま、見た目は美しいんですが、コーヒー好きの端くれから言わせていただくと、ドリッパー部分にミゾが無いように見えるところが気掛かり。ペーパーが側面に張り付いて、ドリップの邪魔をしそうで・・・。ケメックスにも近いところがありますが、ケメックスでも注ぎ口が溝になっていますからね。
それと、ドリップされたコーヒーはカップに落ちるのですが、カップがいっぱいになるまでの時間に湯気が出ますよね。その湯気の逃げ道がないので、ガラスドーム内が曇りそうです。実際にドリップしている画を見ると曇っています。やがて湯気は結露となって木製の専用トレイに落ちるでしょうが、ここは改良してもよさそうです。
もうひとつ、ドリップし終わったらカップを引き出しますよね。すると、ドリッパーに残っていたコーヒーは直接トレイに落ちることになります。1杯分専用と割り切ればいいのですが、このドリッパーで2杯分を作ろうとすると、ペーパーと豆の交換以外にトレイを拭かないといけなくなりそうです。スタンドと一体にしたことで、このあたりの作業に手間がかかりそうです。
→MANUAL COFFEEMAKER Nº1
http://studio.craightonberman.com/MANUAL-COFFEEMAKER
- 2013-06-23 (日) 13:03
- Products
- ニューヨーク市交通局グラフィック標準マニュアル書籍化プロジェクト「Full-size reissue of the NYCTA Graphics Standards Manual.」
- memo-25/06/2006
- 1970年にUnimark Internationalによって設計されたニューヨーク市交通局グラフィック標準マニュアルアーカイブ「New York City Transit Authority Graphics Standards Manual」
- 42枚のフリップがパタパタ変わるウインドウディスプレー「ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE GINZA WINDOW DISPLAY Behind the Scene」
- ランプシェードをトレースしたような、ラインが光る不思議なライト「3D optical illusion lamp」
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