オバマ大統領にスノーデン氏の赦免を求める、アムネスティのキャンペーン「SNOWDEN OUT OF OFFICE」
アメリカ国家安全保障局(NSA)や中央情報局 (CIA) の元局員であり、現在ロシアに滞在しているエドワード・スノーデン容疑者。彼を救おうと人権団体のアムネスティが変わったキャンペーンを行っています。
それがこちら。
たとえば年末年始の休暇で留守電設定にしたい人に、留守番電話の応答メッセージをこれにしてくれというのだ。
「この電話はNSAによって監視されている可能性がある。」
彼はNSAが盗聴やハッキングを行っていたことを暴露したことでFBIから追われている。それが国家機密の情報であったからだ。
しかし、盗聴やハッキングによって個人情報を得ることは、捜査などの特別な事情がない限り許されるものではなく、個人のプライバシー侵害など権利にも関わってくる重大な問題である。だからこのなんでもない電話も盗聴されているかもと伝えることで、スノーデン氏擁護の立場になってほしいというのがこのキャンペーンの狙いだ。
そして賛同した人のために特設ぺージが用意されている。このページでは、オバマ大統領宛てに「退任までのスノーデン氏の赦免」を求める署名ができる。オバマ大統領の任期もあと少し。アムネスティとしては次期米大統領よりはオバマ大統領の方が可能性があると賭けたのかもしれませんね。サイトでは他にSNSやブログでこのキャンペーンを広めるための文面が用意されている。
→SNOWDEN OUT OF OFFICE
https://snowdenoutofoffice.com/