最後の凧職人、VRヘッドセットで凧とひとつになる「The Last Kite Maker」
マレーシアの凧職人パクさんは48年も凧を作り続けている。
しかし、後継者はいない。
自分が凧作りをやめると、それでこの凧文化も終わる。
パクさんにとって凧は家族のようなもの。
作り上げた凧と心を通わせるパクさん。
彼のもとを通信会社Maxis(マクシス・コミュニケーションズ)のスタッフが訪れこう聞いた。
「今までに凧になる夢を見たことはない?」
パクさんは2回あると答える。
そこで、凧が見ている景色を見せてあげることになった。
どうやって?
凧にカメラを取り付け、ドローンで飛ばし、その映像をVRヘッドセットでライブビューイングできるようにしたのだ。
パクさんの夢は現実になった。
パクさんは凧とひとつになり、空を飛んだ。
- 2016-09-11 (日) 12:16
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