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鳥獣戯画が動き出す。スタジオジブリ制作による丸紅新電力のCM「出会い」篇

丸紅新電力 鳥獣戯画「出会い」篇

電力自由化で電力業界に参入する丸紅新電力のCMが、スタジオジブリによるアニメーションで制作されています。題材となっているのは「鳥獣戯画」。そこに登場するウサギとカエルを動かし、出会いという新しいストーリーを作り出しています。

雨が降ってきて雨宿りをするウサギ。
それを見たカエルが、自分の傘をウサギに渡して去っていく。
ウサギは傘をさしながらおいかけるが・・・

なぜかほのかな恋愛感情すら感じられる展開。
色っぽいウサギの仕草と、ぶっきらぼうに見えるが実はやさしいカエルというキャラ作りから受けるイメージも影響しているでしょうか。
でもまぁね、傘を渡すのはいつもぶっきらぼうなんです。トトロのカンタだってそうでした。ぶっきらぼうだけど、優しいんです。つまり不器用なんですね。

それはそうと、丸紅新電力のこのCMのページには不思議な言葉があります。

鳥獣戯画は800年以上前に描かれた日本最古の漫画といわれています。電気なんてまだなかった時代、決して便利とはいえなかった時代、そんな昔の日本が舞台。けれどそこには、ゆたかな自然がありました。心ゆたかな暮らしがありました。それは、大切にしたい、未来に伝え残していきたい、日本の原風景です。

丸紅グループは、現代の暮らしには欠かすことのできない、大切な電力をこれからも安定的に供給し続けるために、火力発電だけでなく、水力、風力、太陽光など自然の力を利用したエネルギーにも力を入れています。私たちの水力発電所の多くは、太古より残る美しい森の中にあります。それは、便利さとともに、けっして失ってはいけない風景です。今回、私たちは、生命讃歌の物語を世の中に送りつづけるスタジオジブリとともに、鳥獣戯画にアニメーションでいのちを吹き込んだオリジナル動画を製作しました。遠い昔から受け継がれる美しい日本を未来にも伝えていきたいと考えています。

とってもいいことが書いてあるような気がするのです。ただ、よくよく考えると水力発電所の多くは太古より残る美しい森の中の谷をせき止めて水系の生態系を少なからず壊していると思うのですが、いかがでしょうか。ダム湖に沈む村の話なんて、日本の原風景である里山を壊しているように見えますし。もちろんダムは治水の面でも重要ですし、発電としては環境に優しい方なのかもしれませんけど、ちょっと強引なまとめ方だと思っちゃうんですよね。

てことで、丸紅新電力は三鷹の森ジブリ美術館に電気を供給したり、トトロの森のナショナルトラスト活動を支援されるとのこと。説明は理解できないところがありましたが環境保全活動は行われるそうで、そこは期待したいところ。

ちなみにプランGに加入すると、スタジオジブリが描く鳥獣戯画が焼き印で捺された、カバ材の一輪挿しがもらえるそうです。

→【丸紅新電力】丸紅×スタジオジブリ「鳥獣戯画 出会い編」
https://denki.marubeni.co.jp/special/

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