デジタルサイネージを活用したバーチャル試着システム「UNIQLO MAGIC MIRROR」
ユニクロ サンフランシスコ店に、AR技術によって試着した服の色が着替えることなく変わるマジックミラーが2台導入されたそうです。開発したのは大日本印刷(DNP)さん(上の画像はDNPのニュースリリースより)。
ミラーとありますが、実はディスプレイになっていて、前に立った人をカメラで撮影してリアルタイムに映し出しているそうです。以下DNPのニュースリリースから引用。
■タブレット端末で、試着した商品の他のカラーバリエーションを選択すると、ディスプレーに映った自分が着ている衣類の色が変化します。
■試着用の商品を着て端末を操作するだけで、豊富なカラーバリエーションを簡単に試すことができ、具体的に似合う色をイメージがしやすくなるため、商品購入へとつなげる効果が期待できます。
■AR技術で識別用のマーカーをカメラで読み取り、関連する情報をディスプレーに表示する従来の方法では、商品情報を個別に登録する負荷が高くなりますが、色の違いから衣類の種類を認識する今回の方式は、試着アイテムの追加が比較的容易にできます。
■タブレット端末のメニューには、バーチャルに試着して気に入った自分の姿を撮影し、その画像をメールで送ったり、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿できる機能があります。
プレミアムダウンウルトラライトジャケットやフリースを、多彩なカラーバリエーションで販売しているユニクロにとってはお客さんの試着時間を減らすことができ、お客さんも自分に合った色を探しやすくなりますね。公式動画はまだないものの、お客さんが撮影したとおもわれる動画がありましたのでご紹介。
確かに画面(ミラー)の中の服の色が次々変わっていますね。
DNPでは2015年度までに3億円の売上を目指しているそうなので、日本でも大型店舗などでは逐一導入されていくのかもしれませんね。ぜひ体験してみたいです。
→デジタルサイネージを活用した「バーチャル試着システム」を開発 - DNPニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/news/10056353_2482.html
- 2012-10-16 (火) 9:33
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