現地のコアなファン向けに制作された、NHL公式車両スポンサーとしてのホンダのCM「Passionate Fans」
ホンダUSAのCMです。
デトロイト・レッドウィングスのNicklas Lidström選手と、アナハイム・ダックスのCorey Perry選手が試合の後でHondaのPILOT(日本以外で販売されているSUV)に乗り込みます。すると帽子が目の前に落ちて来た!数え切れないほどの帽子が落ちてきた後、なんとタコまで!
知らない人が見たら意味がわからないCM。
なのでちょっくら調べました。
CM中で帽子が落ちて来た時「ハットトリックしたっけ?」「いや。あなたは?」なんて会話があります。試合で3点以上取るハットトリックを達成すると、お客さんが帽子を投げる習慣(というか、お約束)があるそうです。
また、デトロイト・レッドウィングスの本拠地ジョー・ルイス・アリーナでは、数十年も前にタコが氷上に投げ込まれたことがあるそう。これは、当時8勝したらスタンレー・カップに優勝できたそうで、8勝と8本の足を掛けた縁起を担いで投げ込まれたんだとか。その年に見事レッドウィングスは優勝したもんだから、お約束になっちゃったんだって。一応今は禁止されているし、チーム数が増えたから8勝では優勝できないのだけれど、お約束は続いていて、こっそりタコを持ち込んで投げる人がいるというから驚き。
そしてもうひとつ、なぜこの二人だったか。タコのネタをするために、デトロイト・レッドウィングスの選手が必要だったのでしょう。ではアナハイム・ダックスの選手は?ホンダはNHLの公式車両に選ばれる以前からアナハイム・ダックスと契約し、本拠地をホンダセンター(Honda Center)という名称にしています。それで、なのですねー。
でも、CM中の会場は、ホンダセンターじゃないような気がします(見比べた感じでは)
- 2012-01-05 (木) 8:01
- TV・CM
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