人種差別による冤罪を防ぐためのバッグ「A Bolsa Antirracista | Racismo Zero」
窃盗を疑われてバッグの中を調べられることはどの国でもあるかもしれない。
ブラジルではこれまで、有色人種が疑われることが多かったんだという。それって人種差別なんじゃないのか?
そこでゼロ・レイシズムを掲げる団体と、大学、そしてデザイナーのナヤ・ヴィオレタさんがタッグを組み、反人種差別バッグを作り上げた。
見た目に派手なテキスタイルを使い、ストラップにはNº 14.532/2023の文字。
これは、人種差別は犯罪であることを明記したブラジルの法律の番号だそうで、それをアピールすることで簡単に特定人種だからという理由で窃盗容疑をかけられることを防ごうというものだ。
バッグの中にも同様の番号と法律へのアクセスができるQRコードが書いたタグが貼ってあり、中を開けられてもそれが目に入るようにしてある。
このバッグはインフルエンサーにいくつか配られ、自分のバッグに貼ったりすることができる数千のラベル(これにもNº 14.532/2023やQRコードが書かれている)を一般の人に配ったそうだ。
- 2024-03-26 (火) 7:30
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