住みやすい街を作る!フォードが開発した段差スロープになるラゲッジマット「Accessibility Mat」
車いすに乗っている人にとって、ブラジルのサンパウロは決して住みやすい街ではない。
道路から歩道への段差がいたるところにあったりするからだ。
そこでフォードが開発したのが、少しの段差なら乗り越えられるスロープとなる、ラゲッジマットだ。
通常はフォード・エコスポーツのラゲッジマットとして使えるが、3つに折り畳んで持ち歩くこともできる。
そして段差があれば広げて車いす用のスロープにする。
それだけではない。
マットにはセンサーが内蔵されていて、使用するたびにその情報が送られる。
送られた「車いす使用者が通りたいが段差がある場所」の情報は集められ、街のマップに落とされる。
その情報が溜まっていくと、多くの車いす使用者が困っている場所がわかり、どこから改修工事を進めるべきかということが見えてくる。
懸念材料としては、この折畳みスロープ型ラゲッジマットが使いやすいかどうか(普段はラゲッジマットとして使っているので、わざわざ出さないといけない)ということや、使用後の回収・持ち歩き方法(ハーネスを付ければ回収は簡単だが)、純粋なデータが集められるほど普及できるかどうか、などが挙げられる。
→Accessibility Mat
https://www.ford.com.br/tapete-de-acessibilidade/
- 2018-11-02 (金) 8:30
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