キリンビールが6人のカメラマンにフィルムカメラを回し撮りしてもらう理由とは「First Press Photography I KIRIN Beer」
オーストラリアのキリンビールが、1台のフィルムカメラを日本に送った。
そのカメラを手にしたのは6人のカメラマン。
これからこの1台で日本を回し撮りしてもらおうというものだ。
フィルムカメラはデジタルカメラとは違い、フィルターを使った画像編集がしづらい(撮影時にレンズフィルターを使ったり、現像時にいじったり、デジタルデータに落とした後で処理することはできなくはないが)。フィルムを使う関係上、デジタルカメラより1枚を撮る重みが増す。だからしっかり狙ってキメ撃ちしないといけない。
1つのカメラ、1本のフィルムを使い回して撮ってもらうとなれば、簡単に削除して撮り直しができない分余計に重みが増す。
そうして撮影された写真は、フィルタ無し、編集無しというピュアな一枚となる。
ビールも同じ。
キリンビールがオーストラリアで販売している「MEGUMI」(恵み)は、ピュアなビールなのです。
麦芽から絞る麦汁は最初の1回だけ。
オリーブオイルで言えば、エクストラバージンオイルのようなもの。
つまり、日本で販売されている銘柄「一番搾り」と同じなのかな。
ビールとフィルムカメラ、モノは違うがピュアへのこだわりという意味においては似ているのだろう。
参加された6人のカメラマンは以下。
Richard Lee @richardleeny
Yoshiro Ishii @446i
Naoko Chaio @chiaoking
Stasia Cholewa @acchi_kocchi
Masa Onikata @moonlit_japan
Taro Karibe @tarokaribe
彼らがこの企画で撮影された写真は、下記URLのページで見ることができます(サイズ小さいけど)。
→First Press Photography I KIRIN Beer
https://www.kirinaus.com.au/art-and-culture/first-press-photography/
- 2017-08-10 (木) 7:33
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