Google オーレ・レーマーが光の速度の測定に成功して340年記念ロゴに!
今から340年前の1676年、デンマークの数学者オーレ・レーマーが光の速度を計測した。
当時既に地球と木星およびイオの位置関係は正確にわかっていた。レーマーは、地球が木星から遠い位置にある際に、イオが隠れる時刻を調べ、光の速度が無限大ならば周期に応じた42.5時間置きに観測されるはずという「観測予定時刻」を計算した。そして地球が公転軌道上で木星に近づいた位置に移動した5ヵ月後に再度イオが隠れる時刻を調べると、「観測予定時刻」よりも早くなっている事を確認した。この結果からレーマーは、光は地球軌道の直径を横切るのに22分かかると結論した。ジョヴァンニ・カッシーニの観測より得られた地球-太陽間距離を用いると、レーマーの得た光速は約21.3万 km/s となる。これは実際の光速より3割ほど遅い数字だったが、光の速さが有限であることを証明し、その具体的な速さを初めて与えた。
(Wikipedia)
現在では30万km/s(一定条件のもと)という数字が出ているが、あまりにも速すぎる光を340年前に誤差はあるものの測ったというのはすごい。
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※上記画像はエントリー時点のもの。
- 2016-12-07 (水) 8:11
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