この素晴らしい大自然はプラスチックゴミでできている?Greenpeaceによる「THE NATURE OF PLASTIC」
南米チリは、今や世界でもトップクラスのプラスチックゴミ生産国になってしまったようだ。大量に生み出されるプラスチック製品のうち、リサイクルされているのはわずか8%だからだ。
残りの92%を人々が愛用していれば問題も少ないだろうが、そんなわけもなく、ゴミとして自然を壊しているものも多い。
そこでグリンピースはこの現状を訴えることにした。
使うのは回収されたゴミ。
ゴミを使って何をするのかと言うと、大自然を作るのだ。
土に還すという意味ではなく、大自然の航空写真を参考に、そっくりの写真をゴミを使って撮影するのだ。
選ばれたのは、エルモラド氷河、イースター島、アタカマ砂漠(デシエルト・デ・アタカマ)、エル・プロモ山、アラウカニア州にある森林。
ゴミの色や質感などを吟味し、パッと見ゴミだとは思いにくい写真を撮影し、街に掲示した。
チリの人々の宝とも言うべき大自然が、ゴミでできているという現実は衝撃的だ。
現実にそうなってしまわないよう、みんながゴミについて考えてくれるといいのだけれど。
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- 2021-03-18 (木) 8:20
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