ヒュー・ジャックマンの朝の機嫌は一杯のコーヒーで直る。彼自身が設立したLaughing Man CoffeeのCM「Nice Morning」
俳優ヒュー・ジャックマンは、人道主義者や人格者として知られた、皆に愛される人です。
しかし寝起きの機嫌が悪い。
悪いを通り越して最悪に近い。
アラームもぶっ壊すし、近所の子どもにも怒鳴る。
ゴリゴリのメタルの曲を聞いて、愛犬にも悪口を言う。
困ったもんだ。
しかし、彼の機嫌は直る。
Laughing Man Coffeeのコーヒーを淹れ、一口飲むだけで。
まるで人が変わったかのように、笑顔になる。
皆の知っているヒュー・ジャックマンだ!
これは、ヒュー・ジャックマンが作ったコーヒーブランドLaughing Man CoffeeのCMです。
なぜ彼がコーヒーを売り出したのか。
それは、以前彼がエチオピアに行った時、家族のために働く若いコーヒー農家の姿を見たことが発端だそうだ。売るものがあっても売る場所がないとお金は手にできない。そこで、ヒュー・ジャックマンは2011年にLaughing Man Coffeeを作り、彼らがコーヒーを売るためのアメリカ市場への販売窓口となった。
ヒュー・ジャックマン個人の利益は、全て生産者に還元されるようにもしているそうだ。
まさに人格者じゃないか。
このCMにヒュー・ジャックマン本人が本人約として「機嫌が悪くていやなやつ」を演じてもノーダメージなのは、本当はそうじゃないと皆がわかっているからです。この手のCMは「本当に嫌な人」か「本当はいい人」のどちらかじゃないとおもしろさが成立しませんが、ヒュー・ジャックマンの場合は後者と言えるでしょう。
ちなみにナレーションは、こちらも俳優のライアン・レイノルズ。
→Laughing Man Coffee
https://www.laughingmancafe.com/
- 2020-09-18 (金) 8:20
- TV・CM