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多くは要らない。愛があれば。ドイツのスーパーのクリスマスCM「PENNY | Christmas doesn't need much. Only love.」

PENNY | Christmas doesn't need much. Only love.

とある街の、とある小さな家に住む、ママと男の子の話。

一軒家には住んでいるものの、生活は決して楽ではなかった。
子どもが着たがるコスチュームも買ってあげられないので、ママが夜なべして作ってくれた。
スケートも貸し靴に5ユーロも出せないので、させてあげられない。
もちろんクリスマスも・・・

夜中に飛び起きた男の子は、クリスマスツリーの下を見に行った。
やっぱりプレゼントは置いていなかった。
でも、近くに雪の足跡が・・・
それを追って家の外の物置を開けてみると、そこには氷が浮かぶ北極の海が広がっていた。
シロクマと一緒に坂道を上って、氷のすべり台を滑り降りる。
そこで現実に戻った。
物置の入り口にはママが立っている。
この“北極”は、ママが作ってくれたものだったのだ。

クリスマスに多くは要らない。愛があればいい。

ドイツのスーパーペニー・マルクトのクリスマスCMでした。
エルトン・ジョンの「Your Song」のカバーを使ってくるあたり、『あの時の贈り物は、ただの贈り物じゃない。エルトン・ジョンを起用したJohn Lewis & PartnersのクリスマスCM「The Boy and The Piano」』にかぶせてきたのだろうか。
John Lewis & Partnersよりペニー・マルクトの方が庶民的だし、皮肉を込めての「Christmas doesn't need much. Only love.」なのだろうか。
なのだろうね。