ジャガー・ランドローバーの自動運転車は、アイコンタクトをする「Virtual eyes look at trust in self-driving cars」
ジャガー・ランドローバーによって作られた自動運転車のプロトタイプ映像が公開されている。この自動運転車、車なのにアイコンタクトをしてくる。
障害物を避けたり、車線通りに走ったりするのは当然できることとして、この自動車の一番の特徴は目だ。
ヘッドライトとは別にバーチャルの目が付いていて、キョロキョロと目を動かして周りを見る。
かわいいからだとか、おもしろいから付けてあるのではない。
歩行者や対向車に文字通りアイコンタクトを取るためのものなのだ。
道路を渡ろうとした時に、車が停まってくれた経験は誰にでもあるだろう。
その車が停まってくれそうだと認識できるのは、どの時点でしょうか。
車の速度が遅くなった時の場合もあるし、ドライバーと目が合った時にわかるということはないだろうか。
相手に認識されているという認識は、行動決定において非常に重要で、安心感にもつながる。
当たり前だが、自動運転車にはドライバーはいない。
ただの機械が自分を認識してくれているかどうかは、わかりづらい。
横断歩道の手前で停車したとしても、自分を認識して停車してくれているのかどうか、急に発進したりしないかどうかなんてわからないのだ。
だからジャガー・ランドローバーのプロトタイプの自動運転車にはバーチャルの目が付けられている。
この目を信用するかどうかは別問題ではあるが、そこまで言及すると相手が人間のドライバーだった時ですら安心できなくなる。目の誤動作による事故がなければ、もしかすると人間より信用度は上がるかもしれない。
機械は便利だが、そこには機械らしからぬ人間っぽさがある程度必要なのではないかという、おもしろいアプローチの自動運転車でした。あんなに不細工なペッパーの前に子どもたちが群がったりしているのも、同じように人間っぽさがあるからだと思うのです。
|
- 2018-09-08 (土) 9:22
- Video
- ショーのバックステージが360度見えるディオールのVRヘッドセット「Dior Eyes - Virtual Reality」
- 宇宙最高の車、スズキに決まる!「The Best Cars In The Universe」
- 教習車がポルシェ!スポーツカーの運転を学んでもらうために一番いい方法は?「Taking the driving test in a sports car.」
- TOYOTAのハイブリッド車に乗って京都をドライブできる海外向けサイト|Virtual Drive - HYBRID in Kyoto
- 中国初のルイ・ヴィトン・メゾンのオープンを記念したバーチャルツアーの展覧会「Virtual Tour of the Art of Travel Exhibit in Shanghai」