全身に差別用語のタトゥーをして街に現れた男「The Human Billboard - 24th of April 2017#Jeffaceleracisme」
パリに上半身裸の男が現れた。
みんな彼の方をいぶかしげに見ている。
彼が半裸だからというだけではない。彼の体のタトゥーにその秘密はあった。
彼が体に施したタトゥー、それは全て差別用語だった。特定人種を揶揄するような言葉や絵が上半身にびっしりと。
彼はなぜこんな姿になって街に現れたのか。
それはフランスの大統領選挙と関係がある。
彼が現れたのは4月24日。前日の23日にフランス大統領選挙の第1回投票が行われている。もしも第2回投票で極右政党の候補が勝って大統領になってしまえば、少なくなっていた人種差別がまた多くなってしまうかもしれない。それを牽制するのが狙いだ。
彼の行動がどの程度の効果を生んだかは謎だが、極右政党の候補者は敗れた。
ところで彼のタトゥーは本物?じゃないよ、ね?
→Jeffaceleracisme
http://www.jeffaceleracisme.fr/
- 2017-05-19 (金) 8:26
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