近くにタバコを吸っている人がいると咳き込むデジタルサイネージ「The coughing billboard」
スウェーデンの薬局によるデジタルサイネージは、喫煙者に煙たがられるかもしれない。喫煙者なのに。
薬局の使命としては、みんなが健康で長生きすること。
それにはタバコはあまり好ましくない。
だから作られた、このデジタルサイネージ。
タバコの煙を感知すると、ディスプレイに映っている人が急に咳き込むのです。そしてその後、ニコチン製剤が表示される。これで禁煙せぇ、と。
喫煙者には煙たがられるけれど、この程度で禁煙するような人はタバコ吸うかなぁとも思うわけです。生身の人間が近くでゲホゲホしていても何も気にしない人も多いですから(ゲホゲホしてしまう人なので経験上、ね。)。
そして北欧では噛みタバコも好まれているわけでして、それはこのデジタルサイネージでは感知できないのです。(噛みタバコも健康被害が懸念されています。参考:厚労省- 無煙たばこ・スヌースの健康影響について)
アイデアはおもしろいものの、効果のほどはあまり期待できないのではないでしょうか。
どうでもいいけど、個人的にストックホルムの新しくなったOdenplan駅がちらっと見えて嬉しかった。奥のグスタフ・ヴァーサ教会は今年暮れまで改装中なんですね。
- 2017-01-11 (水) 7:45
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