ゲイだとバレた。気まずい空気の中、父親からの誕生日プレゼント。コダックのショートフィルム「Understanding」
青年は草野球をやっていた。
この日も練習が終わり、チームメイトを連れて家に帰ってきた。ここまではいつもと変わらない一日だったのに・・・
階段を駆け上がっていきなり青年の部屋のドアを開けた妹に、見つかってしまった。チームメイトとキスをしようとしている瞬間を。
父親に呼ばれ、その日から気まずい空気の中での生活が始まった。フラストレーションもたまる一方だ。野球にも身が入らない。彼はいるけど、家族も見に来ているし・・・。
青年の誕生日がやってきた。
青年と父親との距離は依然離れたままだ。
妹たちからのプレゼントに喜ぶ青年。
そして父からもプレゼントが渡された。直接ではないものの。
包装紙を破って感極まる青年。
中には、父親が青年の部屋で見つけた、彼とのツーショット写真が引き伸ばされ額装されていたのだ。父は、赦してくれた。車いすの父の許へ歩み寄り、青年は父と抱擁するのだった。
このショートフィルム、KODAKだけあって綺麗な映像だと思っていたら、35mm（KODAK VISION3 500T 5219）で撮影されているそうです。監督はTerry Raymentさん。
- 2016-12-26 (月) 7:47
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