温度計と連動した映像が流れるデジタルサイネージで、貧しい人への寄付を募るキャンペーン「The Thermometer that gets cold」
暖かいと思われがちなリオデジャネイロだが、冬はそこそこ寒い。貧しい人も多いこの街では、冬の寒さに凍える人がたくさんいるのだ。
そこでSalvation Armyは貧しい人たちへの寄付を募るため、デジタルサイネージを使った。
デジタルサイネージには、外気温を表示するとともにその温度に合わせてリアクションをとる女性の姿を映した。決して裕福とは思えない、冬なのに半ズボンにタンクトップ一枚の女性だ。気温が下がると画面の中で女性は凍える。表示される寄付の呼びかけ。
市内で70箇所に設置されたデジタルサイネージで、400万人へのインパクトがあったと考えられ、そのうち20%がWEBサイトへアクセスし、新規で寄付した人は25%にのぼった。冬用のジャケットなどの洋服も500kg以上届いたそうだ。
- 2016-12-07 (水) 8:11
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