銃痕の残るガラスブロックを街角に置いて、シカゴの子どもたちへの支援を募る「The Bullet Hole Transplant」
2時間に1回の発砲事件が起きて、今年だけでも19才以下の子どもたちの犠牲者が100人近くも出ている街、シカゴ。経済が破綻してから荒れ果て、治安も悪い。
その中でも犯罪率が高く治安が悪い場所が、ウエスト・ガーフィールド・パーク。だが、希望の光が見えないようなここにもまだ生活をしている子どもたちはいる。Off the Street Clubという組織が唯一の光である彼らを支援すべくがんばっているが、この施設のガラスブロックにも銃が撃ち込まれた。
この現実を多くの人に知ってもらうべく、その銃の痕が残るブロックを切り出し、シカゴの街の象徴的なビルの前に展示した。NFC対応のスマホをかざせば子どもたちのメッセージ映像も見られる。こんな絶望感漂う現実がすぐそばで起きていることを知ってもらい、支援してもらうために。
- 2016-10-26 (水) 7:56
- Video