現代のこどもたちに文章を読んでもらうためのデバイスロックアプリ「Read to Unlock – Ministry of Tales」
スウェーデンのNGOによると子ども10人中9人がスマホやゲーム、タブレットなどスクリーンに毎日向かっているそうだ。しかも平均6.5時間/日。それも関係してか、本を読む子どもたちが減っているという数字も顕れてきた。
そこで考えられたのが、スマートフォンやタブレット用のロックアプリ。
カギをかけて使えないようにしてしまうのではなく、「使いたいなら文章を読んでからだ」という発想のアプリだ。文章を読まずにスキップしてロック解除する子どもがいることも想定して、表示された文章を読まないとわからない問題が出題され、それに正解できればデバイスが使えるようになる。
デバイスの使用をやめさせずに文章を読む練習もさせる折衷作戦は、NGOにとっても苦肉の策だったんだろうなぁとは思います。数ページなら読んでくれるだろうし、まずはそこからって感じなんでしょうね。
- 2016-10-22 (土) 10:29
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