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行政のトップが妊婦体験。九州・山口ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン「知事が妊婦に」

知事が妊婦に

日本の夫は世界一家事育児をしないらしい。
そこで、もっと男性に家事育児をしてもらえる社会を作るべく、山口、佐賀、宮崎の各県知事に妊婦体験をしてもらったそうだ。

「育児は妊娠からなんだ」という感想を持つ知事がいたり、妊婦の大変さを身をもって知ったような印象だ。
とはいえ、そんな体験わざわざさせられなくてもそのくらい気づけとも思うわけです。知事ともあろう方が、想像力がなさすぎないか。県を動かす前に、ご家庭は大丈夫でしょうか。

この3知事の苦労を見ていると今までそんな経験してこなかったんだなぁと思うわけで、そういう意味では「世界一家事育児をしない日本の夫」代表ということで恥を晒してまでこういう動画に出演されているのは頭が下がります。で、そういう人が少なくとも今回こういう機会を得てご苦労されたわけですから、今後何か社会を変える努力をされないと意味がない。
夫も一緒に家事育児という認識を持つ人が特に少ない世代にわかってもらっていただくと、しかもそれが行政のトップだと、未来は変えやすいですからね。

ちなみに世界一家事育児をしないデータというのはfamily and changeng gender rolesIV ISSP 2012に基づくものであり、このデータは世界数十カ国を対象にしているものかと思われますので、世界一という称号はちょっと誇大的だなぁと思ったりもします。

九州・山口ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーンでは他にも下記の動画を制作・公開されています。