視力の問題で学校をやめてしまう子どもたちを減らすための、紙製ピンホールメガネ「Save the Children - Lentes Guía」
学校をやめてしまう子どもたちにはいろんな事情があるのだろうが、メキシコで学校をやめる子どもの75%は視力から来る問題が原因ではないかと言われているそうだ。
視力が悪いと教科書がよく見えなくなったり、通常の授業内容では頭に入ってこなくなることがある。宿題にも苦労する。結果的に学習への理解がみんなから遅れていき、ついて行けなくなる。学校自体もおもしろくなくなる。
子どもの視力について考えていないのか、そういう知見が浸透していないのか、自分の子ながら目の善し悪しを疑っていない親も多いそうだ。
そこで、子どもたちに小さな穴が開いた紙のメガネ(ピンホールメガネ)付き本がプレゼントされた。
小さな穴越しに見ると物体がクリアに見えやすいのです。
レンズ付きのメガネは高価だから多くの子どもたちには与えられなくても、これなら安価に多くの子どもたちに使ってもらうことができますね。そもそも視力についての知識の啓蒙も親含めて行う必要もあると思いますけど。
- 2016-06-04 (土) 8:17
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