コンセント向こう側について考えさせられる、空港の無料電源コーナー「The Power Behind The Plug」
公共の場であっても自由に電源を使っていい場所があります。そういう場ではみんな、何も考えることなく、ありがたく携帯電話やパソコンを充電したりしています。しかし、その電気がどこから来ているかを考える人は多くないはずです。
アメリカで太陽光発電などクリーンエネルギーに関する事業を行っているNRGは、空港に誰もが使えるコンセントを設置した。このコンセントは見た目はどれも同じだが、その電気を作りだした方法には「化石燃料による発電」「風力発電」「太陽光発電」の3種類があり、それぞれ表示してある。もちろん電気自体に優劣も強弱もなく、どれも同じように使うことができる。
だがしかしどうだろう、こう書かれると、太陽光や風力発電を選びたくはならないだろうか。それはなぜか。化石燃料の使用は地球環境にとって(他より)よくないことを、少なからずわかっているからです。そんなこと考えたこともなかった人がほとんどかもしれませんが、しっかり電源プラグの向こうのコンセントのそのまた向こうについても考えましょうねというメッセージが込められています。
安定性やコストの面などもあるので、簡単に自然エネルギーだけにしろなんて言えないのですけどね。
- 2015-08-02 (日) 11:47
- Video
- 1つ新しい記事 : フォントフェイスの変わる文字を1/2ずつ組み合せていく「Type Snap」
- 1つ古い記事 : memo-02/08/2015