救急車が来る前にかけつける応急救護システムのアイデア「UberFIRST-AID」
カンヌフューチャーライオン(学生対象のコンペ)で今年賞を受賞した、「UberFIRST-AID」という配車サービスUberを使ったアイデアが素晴らしい。
ニューヨークにおいて、救急車がやってくるまでの時間はだいたい7分。早いとは思うものの、一刻も早く応急処置ができれば、患者の生存率は上がる。
そこで着目したのが、ここ数年で急成長している配車サービスUber。ニューヨーク全体でUberのドライバー登録をしている人は15000もいるそうで、つまりは街中にUberの車があることになる。ドライバーに救急救命の講習を受けてもらったり、車にAED装置を積むことで、救急車よりも早く現場に到着して患者に応急救護を施すことができる。
人命にかかわることなので簡単にとはいかないものの、日本でもAEDなら誰でも使用できるようになってきているし、なによりうまく機能すれば救われる人命もあるだろうから世界で現実になればいいと思うのです。
- 2015-07-11 (土) 13:03
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