ヘルシンキに計画されているグッゲンハイム美術館のコンペ「Guggenheim Helsinki Design Competition」のファイナリスト作品
ニューヨークのグッゲンハイム美術館などを管理・運営しているグッゲンハイム財団が、フィンランドのヘルシンキに新美術館の建設を予定しています。その建築コンペのファイナリスト6作品が決定していますので簡単にご紹介。
応募総数は1715。そこからファイナリストに選ばれたのは6作品。
▲GH-04380895
ランドマークになりうる建物と、焼杉のように焦がした木材による外装の建物群で構成されている。
▲GH-1128435973
2つの美術館で構成されている。
▲GH-121371443
建物全体がテキスタイルで包まれたような美術館。外光が建物内に拡散する。
▲GH-5059206475
インテリアの街ヘルシンキをイメージ。
▲GH-5631681770
都市と港をつなぐ美術館。建設にあたって追加の費用が発生しないとのこと。
▲GH-76091181
5棟の建物が集まり、かがり火のようにも見える。
この6作品から1点が決まるのが2015年6月の予定。建設されるなら、場所はヘルシンキ南港の現在ロータリーになっているあたりです。シリヤラインのストックホルム航路のオリンピアターミナルが眼と鼻の先。マーケット広場やアザラシの噴水があるKauppatoriからも歩いてすぐです。
グッゲンハイム財団によるこの美術館計画は、2009年にスタートをしているが、これまでに費用面などで市議会や市民からの反対があり、当初の計画からは変更は変更された経緯もある。
審査員は学者や建築家など11名から構成されており、その中の1人にはアトリエ・ワンの塚本由晴さんも含まれています。
[追記]
優勝が決まりました。
『グッゲンハイム・ヘルシンキのコンペ優勝は、Moreau Kusunoki Architectesに!』
→Guggenheim Helsinki Design Competition
http://designguggenheimhelsinki.org/
- 2014-12-12 (金) 13:40
- Mawari-Design