2017年オープン予定のヘルシンキ中央図書館のコンペで、最終選考に残った作品たち
フィンランドのヘルシンキ中央駅から少し北西の位置、文化施設が多いこの場所に、2017年 ヘルシンキ中央図書館(Helsinki Central Library)がオープンする予定です。現在、このヘルシンキ中央図書館の建物のコンペが開催されていて、第2次選考を通過した6作品が公開されています。
上の作品もそのひとつ、「Entry no. 40, pseudonym ”Liblab”」です。
・Entry no. 144, pseudonym ”Wave”
・Entry no. 149, pseudonym ”Käännös”
・Entry no. 160, pseudonym ”Kasi”
・Entry no. 357, pseudonym ”The Diagonal Agora”
・Entry no. 375, pseudonym ”The Green Metropolis”
この6作品から採用作品が選ばれるのが、2013年6月。どれが選ばれても、斬新な建築物が出現することになりそうです。
最終選考に残ったのはこの6作品ですが、一般投票では最終選考に残らなかった作品を含め8作品が選ばれています。
・Paper Sheets
・The Gateway
・A public extension of the park
・Book Forest
・The Töölölahti Park Library
・KÄÄNNÖS
・Faberge Eggs
・SenSEEssay
「KÄÄNNÖS」のみ、最終選考にも選ばれていますね。
こうして見ると、一般投票で選ばれた作品は、紙や本をモチーフにしたようなものや、一見しただけではわからないどうやって建設するのだろうと思うようなイメージ図のものが多い気がしました。それが夢があるということなのかもしれませんが。
今年ヘルシンキに行った時、K2S ArchitectsによるChapel Of Silenceを見たのですが、わりと木の質感を全面に出したモダンな建物もあの街には合うんじゃないかと思いました。
▲Chapel Of Silence
ともあれ、来年6月にはコンペの結果が出ますから、注目しておきましょう。
[追記]
決定しました。
・Entry no. 149, pseudonym ”Käännös”
→Helsinki Central Library Open International Architectural Competition
http://competition.keskustakirjasto.fi/
- 2012-12-31 (月) 13:17
- Mawari-Design