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8月1日午後5時、テレビゲームのエネミーフロントが1分止まった「Enemy Front international "W" Hour」

Enemy Front international W Hour

第2次世界大戦でナチスとの戦いをテーマにしたゲーム「Enemy Front」。このゲームが8月1日午後5時（ポーランド時間）、1分間停止した。壊れたわけではない。ゲームが止まった画面にはメッセージが現れた。

メッセージには1分で元のゲーム画面に戻ることが記されていますが、この日時は何なのか。
今から70年前の1944年8月1日午後5時、当時ナチス占領下にあったポーランドのワルシャワで、一斉に武装蜂起が起った。ワルシャワ蜂起である。この事件が引きがねとなり、ワルシャワはナチスからの開放へと向かっていくことになる。

今でもこの日時になるとワルシャワではサイレンが鳴り響き、市民は歩みを止めて黙とうする光景が見られる。（参考：『8月1日午後5時に時が止まる街。ワルシャワ蜂起で戦った英雄に黙祷する人々の映像「There is a city」』）

ゲームを楽しんでいる人にも、この日時に気づいてもらい、亡くなった英雄たちを尊ぼうというキャンペーンでした。

→It wasn't a game
http://itwasntagame.com/