100年目の終演。タイタニックで最後まで続けられた演奏に終止符を打つプロジェクト「The Unfinished」
ちょうど100年前の1912年4月15日に、処女航海の途中で大西洋に沈没した豪華客船タイタニック。
このタイタニックには8人のバンドメンバーが、船内で音楽を奏でるために乗船していた。映画『タイタニック』でも描かれたように、このバンドは船が沈没しかけていても、最後まで演奏しつづけたと言われています。しかし彼らの音楽はバンドマスターの終演の合図ではなく、船の沈没によって途切れてしまい、船と共に大西洋に沈んでしまいました。
この演奏を終わらせるため、8人のバンドメンバーがドイツから出発しました。
彼らはドイツのドルトムント(サッカーの香川選手が在籍していたチームがある街)の音楽ホール「The KONZERTHAUS DORTMUND」から出発し、ニューヨークを経て、船でタイタニックが沈んだポイントへ移動。ちょうど100年となる2012年4月15日に船上で演奏を始めました。
最後に音符型の記念ブイを大西洋に投げ入れ、100年目にして演奏が終わりました。
こちらの動画は説明のナレーションがないですね。
- 2012-05-16 (水) 7:43
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