廃棄野菜を肥料化して野菜を育てられるリサイクル型栽培キットにした「Vegeloop」
様々な要因から規格外となり、一般的に出荷できなくなった農作物は、基本的に廃棄されることが多い。その廃棄される野菜を使って作られた、野菜の栽培キットが「Vegeloop」。
つまりは、廃棄野菜をパナソニックの生ゴミ処理機に入れて堆肥化。
それを包むと野菜のように見える紙に種と一緒に入れる。
ニンジン型の包み紙の中にはニンジンの種が、トウモロコシ型の包み紙の中にはトウモロコシの種が入っているので、それをそのまま土に埋めて水をかける。包み紙は溶けて無くなる仕様になっていて、数日から数週間で新しい芽が顔を出すのだ。
この「Vegeloop」、京都の株式会社マイファームがパナソニックの協力のもと作ったそうで、3月4日までは経堂のVegeloop Market 世田谷店(世田谷区宮坂2-16-3)、3月3日はワテラスマルシェ(御茶ノ水)、3月4日はヒルズマルシェ(アークヒルズ)にて0円で販売、つまり無償提供されるそう(お客様には任意で寄付してもらうそうな)。出店時間も決まっているようなので、詳しくは下記サイトをどうぞ。
さて、おもしろい取り組みだとは思うがいかがなものか。
田畑で育った身としては、廃棄野菜も畑に埋めて堆肥化させるのは普通だったので、敢えて行き場の無いかわいそうな野菜っぽく見えるのがなんとも・・・。それにトウモロコシやカボチャなんて都会で無償で提供しても育てるの大変ですよ。せっかく育てても食べられるような実が結実せずにまた廃棄となる可能性もある。まぁ、見た目というところなんだろうとは思うので、種は別でもよかったんじゃないのかなぁって。
異常気象をアピールするのも好きではないし、他にも思うところはあるが、そこは今日は黙っておく。
→Vegeloop
https://vegeloop.jp/
- 2017-03-02 (木) 7:53
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