文字ってこんなにおもしろい!アメリカのコメディアンB.J. Novakが書いた文字だけの児童書「The Book With No Pictures」
ペンギンブックスから一冊の本が出版された。タイトルは「The Book with No Pictures」(絵のない本)。著者はコメディアンであり俳優や脚本家、監督などをマルチにこなすB.J. Novakさん。子どもたちを前にこの本を披露する彼の映像がありますので見てみましょう。子どもたちの反応やいかに。
たしかに本に絵や写真はなさそうです。
しかし、それでも子どもたちの反応はいい。すごく、いい。
それはなぜか。
ストーリーの中でキーとなるポイントの文字が、フォントや色、それに大きさを変えてインパクトを与えているからです。もちろんそれに合わせて表情や声を変えるB.J. Novakの読み聞かせの才能もあるでしょう。考えるべきはそこではなく、彼の声や表情を助けるために文字が大きな役割をしているということ。
なかなか考えさせられるし、おもしろい試みだと思います。