ダイナコムウェア フォントデザインコンテスト 2013
フォントの開発・販売などを手がけるダイナコムウェアが、「あなたの文字を是非とも製品化させてください!」とフォントデザインコンテストを開催しています。
部門は2つで、ペン字部門と毛筆部門。日本在住者であれば応募可能(部門の重複応募も可能)です。どちらの部門も規定の235文字を同じ書風で書いて応募します。ペン字部門は応募用紙PDFをダウンロードして、毛筆部門は自分で半紙を用意して書いていきます。
審査基準は
・「独自性」(original)と「独創性」(creative)
・表現力、説得力
・製品化の可能性
・今までの既存製品には無かった価値の発想
・新しいデザインの手がかり
とのこと。
締め切りは7月15日。
最優秀賞には賞金50万円が贈られます。
が、ちょっと気になる点もあります。
最優秀賞、優秀賞、特別賞の受賞作品は、実際の製品化にご協力いただく際に、DynaComware Taiwan Inc.と契約を結び、主催者側で指定する文字を手書きしていただきます(最大8,800文字)。ご協力いただけない場合、受賞資格を取消させていただく場合があります。賞金の支払いについて、授賞式の際に賞金の半額を受賞者に支払い、受賞者が指定された文字を全て書き終え、主催者が確認をしたうえで、残りの賞金を受賞者に支払うものとします。
▲賞金が発生する賞に関しては、コンテスト終了後に最大8800字書かないと賞金が満額もらえないようです。毛筆でも同じ注意書きがあります。受賞資格が取消されたら、やはり賞金は半額ももらえないのでしょうかね。
佳作の受賞作品について、作品の状況により、実際の製品化にご協力いただき、別途DynaComware Taiwan Inc.と契約を交わす場合があります。その際に主催者は製作料金を支払うものとします。
▲どのくらいの製作料金になるのでしょうか。特別賞の賞金以上にはならないような気がしますが。。。
開発の段階で、1文字を数回書いてもらい、その中から最適な文字を選択することがあります。
▲そりゃそうでしょうが、かなり大変な作業が待っていそうな気が。
作品によっては受賞作品が製品化されない場合もあります。
▲受賞できても製品化されるとは限りません。
ということで、このあたりの諸注意事項もよく読んで応募しましょうね。
→ダイナコムウェア フォントデザインコンテスト 2013
http://www.dynacw.co.jp/Portals/0/contest/contest_01.html
- 2013-04-17 (水) 7:48
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