インスタグラムで命のバトンは繋がるか。ポルトガル赤十字による献血促進プロモーション「Extra Life」
コロナ禍で都市がロックダウンしてしまうと、献血が減る。
家から出られないという物理的な要因と、行きたくないという心理的要因が重なってしまうのだ。
しかし献血は必要だ。
誰かの命をまもるためにも。
そこでポルトガルの赤十字は、インスタグラムを使うことにした。
インスタグラムはコロナ禍でも衰えず、みんなが使っているSNSだったから。
そしてもうひとつは、インスタグラムに24時間で投稿が消えるストーリー機能があったから。
ポルトガルの赤十字は、ストーリーに献血を促す投稿をした。
その投稿には、有名人を3人タグ付けした。
このストーリーは前述のとおり24時間で消えてしまう。
そこで、その前にタグ付けされた人や見た人に、その人のアカウントでストーリーとしてシェアしてもらおうとのメッセージも込めた。
そこからストーリーの連鎖が始まった。
それはまるで献血によって命が繋がれていくかのように。
赤十字のひとつの投稿から始まったこの献血促進プロモーションは、なんと744時間もインスタグラムで続いたそうだ。
それにより献血に足を運ぶ人も増えたそうだ。
- 2022-05-12 (木) 7:30
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