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スノードームの中の恋。Air Canadaの2021年クリスマスCM「Tis the season to believe」

Air Canada: ‘Tis the season to believe

クリスマスを前にエア・カナダの乗務員であるママが買ってきてくれたのは、冬の森のスノードーム。
少年はもらったスノードームを、いつものスノードーム棚に飾りました。
ママはお仕事先でいろんなスノードームを買ってきてくれるのです。

スノードームの中の冬の森には男性が住んでいました。
彼は隣のスノードームを眺めます。
彼の見るスノードームは暖かそうなビーチ。
サーフィンが好きな女性が住んでいました。

いつしか男性は恋をしていました。
隣のスノードームの女性のことばかり考えていました。
左右で太さの違う不格好なセーターなんかを編んだりして、彼女に着て欲しいと思う日々。
女性もまた、男性のことが気になっていくのでした。
でも二人は別々のスノードームに住んでいます。
一緒になんかなれません。

そんな時、女性は思いつきました。
サンタさんなら、もしかして・・・
女性は手紙を書き、ボトルに詰めて北極に宛てて海に流しました。

クリスマスの日、男性は家から出てきますが、隣のスノードームに女性の姿はありません。
寂しいクリスマス・・・
と振り返ると、そこに女性がいるじゃないですか。
あの不格好なセーターを着て。

クリスマスは一緒にいることこそが魔法のようなものなのです。
Withコロナの時代の、エア・カナダからのメッセージでした。

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