空きっ腹にビールを回避させる、ファストフードの持ち帰り箱型パッケージ「CRAVING SIXPACKS / AGUILA」
コロンビアのビールAGUILAは、新型コロナウイルスの影響でデリバリーでの売り上げが伸びた。
しかしビール会社としては喜んでばかりはいられない。
責任あるアルコールの販売とは言えないからだ。
現代では、消費者の健康を考えずにアルコールを販売することは、責任感がないとみなされます。
消費者が飲み過ぎにならないよう、アル中にならないように心がけなければいけません。
だからデリバリーでの注文が増えるということは、嬉しい反面で懸念材料が増えたということになるのです。
そこでAGUILAは考えた。
コロンビアでデリバリーのビールを注文する時、多くの人はRappiというアプリを使うそうだ。
このアプリを使って注文されたビール(6本パック)をデリバリーする時、いつもとは違うパッケージにした。
それが、これ。
ハンバーガーやピザやフライドチキンを持ち帰る時の箱に、ビールを6本詰めた。
お客さんがこの箱を開けると、もちろんビールが入っている。
それと同時に、お客さんの目には箱にプリントされたRappiで使えるクーポンが目にとまる。
このクーポンを使えば、ファストフードが安く注文できるのです。
そういえば、ビールが届いた時からこのパッケージを見てなんだかファストフードも食べたくなっていたんだよねぇ。
ちょうどいいし、Rappiでファストフードを注文しよう!
となるのが狙い。
結果的にRappiも儲かるし、ファストフードも売れる。
お客さんは空きっ腹ビールで体を壊すことを防げるかもしれない。
まぁ、ファストフードでカロリー過剰摂取にならないかは心配だが。
- 2020-07-16 (木) 7:20
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