インドの医薬品工場周辺の川の水を分析してみたら。スウェーデンの薬局Apotekによる「A Hard Pill To Swallow」
スウェーデンの医薬品の多くは、インドのハイデラバードにある製薬工場で作られているそうだ。
スウェーデンの薬局Apotekは、ハイデラバードの製薬工場近くの小川の水の成分を分析してみた。
すると、あろうことか薬の成分が小川の水から検出された。
それは、HIV治療に使われる薬の成分であったり、鎮痛剤の成分まで・・・
本来製薬工場は廃水管理もしっかりしているはずなのだが、そうではない工場があるということだろう。
小川にはもちろん生物がいて、食物連鎖で人の口に入ることも考えられる。
その時の影響は想像ができません。
Apotekはこの成分分析結果をサイトで公表し、さらにしっかりと管理された工場で作られた医薬品だと認められたものに、独自のマークを与えることにした。これからはApotekが認めたマーク付きの医薬品を選ぼう!というわけだ。
本来は医薬品メーカーが責任を持って管理すべきなのに情けないところではありますが、Apotekのように動いてくれる企業があるのは救いですね。
→A Hard Pill To Swallow
https://hardpilltoswallow.se/
- 2020-06-03 (水) 8:25
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