クリスマス大嫌い老人の悪巧み。ギリシャのおもちゃ屋JUMBOのCM「THE COLLECTOR」
老人は夜になると時計を気にしていた。
あいつらがやってくるからだ。
馬車に乗ってやってきた男たちから荷台いっぱいの袋を受け取ると、老人は男たちにお金を支払った。
次の日も、また次の日も。
ある日、ドアをノックする音で目覚めた老人は、慌てて玄関へと向かう。
ドアを開けるとそこには少年が立っており、老人にクリスマスプレゼントを渡そうとする。
(・・・なんだと!?)
老人は少年の持っている袋を見るや、通りに飛びだした。
みんなが少年の持っていた袋と同じものを持っている。
あいつらだ!
老人に何かを売っていた男たちがプレゼントを配っているのだ。
なんてことだ!!!!
朝起きた老人が玄関に出てくるまで、お屋敷の中には少年の持っていた袋と同じものが山のように積まれていた。
夜な夜な老人が買っていたものがこの袋だったのだ。
袋には「JUMBO」のロゴが描いてある。
JUMBOはギリシャでおもちゃを中心に販売しているお店で、老人はクリスマスが嫌いだからクリスマスまでにJUMBOの袋を横流ししてもらってみんなを困らせようとしていたのですね。
でもそんな浅はかな悪巧みはうまくいくはずがありません。
ちなみに上のVIMEOの動画は完全版なのですが、JUMBO公式のCMはこちらになります。
SEが違います。
夜のシーンの怖さが減っています。
そして少年が老人のことを「スクルージさん」と呼びます。
クリスマスキャロルがモチーフになっていることがわかりますね。
- 2018-12-24 (月) 10:32
- TV・CM
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