次々と生まれる中国の新しい物件の裏側で行われていること「Amnesty International: China’s real estate prices」
陰り見え隠れとも言われながらまだまだ著しい成長を続けている中国経済。
地方都市にもビル群が増え、さらに新しい都市が次々と生まれている。
しかし、その裏側では・・・
新しいビルやマンションが建つ前、そこにはなにがあったかというと、誰かが住んでいたわけだ。
彼らは不当に安い値段でその場から追い出され、抵抗すると暴力さえ振るわれてしまう。
その現実を伝えようと、人権団体のアムネスティは未来の都市モデルやプロモーション動画を制作した。夢のあるような美しい都市の中に、よく見ると暴力を振るわれている人がいるモデルや動画を。
実際にそのビル群を作るために行われてきたであろう現実を見せるために。
この動画に登場する女性NI YULANさんは弁護士だった。
強制的に解体されそうな家の様子を撮影していたら拘束され、暴力を振るわれて膝を壊されたそうだ。さらに弁護士としての資格を剥奪され、懲役刑までくらってしまった。未だに旅行禁止の軟禁に近い状態だという。
どの程度このようなことが行われているかはわからないが、まぁ不思議ではないと思えてしまうのが中国のような気がする。怖いですねぇ。
→China: Steun Ni Yulan | Amnesty International
https://www.amnesty-international.be/niyulan
- 2018-08-01 (水) 8:31
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