真実を知れば辛い現実が見えてくる、子どもたちの絵の展覧会。Amigos For Kidsによる「Broken Crayons」
昨年夏のマイアミ・アート・ウィークで、子どもたちが描いた絵の展覧会が開催された。
Broken Crayonsと名付けられたその展覧会には、家族やスポーツクラブなどを描いた絵が沢山飾られている。
一見するとかわいい絵ばかりにも思えるのですが・・・
絵の前に置いてあるヘッドフォンをかけると、その絵の説明が子どもたちの声で流れてきます。
きっと楽しい思い出なのだろうとヘッドフォンをかけた大人は、その説明を聞いて一気に顔色を変えていきます。
バレーボールチームの絵。
しかし、実はコーチに性的虐待を受けていた。
それを聞いて絵を見ると、確かに性器も描かれているように見える。
この展覧会に飾られている絵は、虐待を受けていた子どもたちが描いたものだったのです。それを知ってから絵を見ると、そうだとわかるような描写も見受けられます。
子どもたちは語らないかもしれないが、絵などのふとしたところに、その兆候が出ている可能性がある。大人はそれにいち早く気づいてあげないといけない。
- 2018-02-20 (火) 8:02
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