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ネット中立性問題がバーガーキングに波及！脅かされるワッパー中立性「Burger King | Whopper Neutrality」

Burger King | Whopper Neutrality

アメリカでは、ネット中立性の撤廃問題で揺れています。とはいえ、あまりこの問題に関して市民の多くは興味を持っていない。そこでバーガーキングがワッパー中立性を撤廃することでこの問題に切り込んだ。

ネット中立性とは何か。
ネットではどんなコンテンツも中立性をもって扱われるべきだというものです。今までのネットはこの中立性に支えられて発展してきました。
しかしISPなどはおもしろくない。
たとえば動画サイトのような大量のデータがアップされていてアクセスも多いサイトと、それほどデータも重くなくアクセスもそれほどない一般的な企業のサイトでは、ISPにかかる負担が違う。それでも中立性があるので、同じ値段で提供しているのであれば速度は同じだ。中立性が撤廃されると、前者の動画サイトが今までの速度を維持しようと思うと今までより高い金額をISPに支払う必要が出てくる。最悪の場合、そのコストは利用者に転嫁され、利用者負担が増える可能性が出てくるというわけだ。

で、バーガーキング。
後に注文した人が先に商品を受け取った。
あれ、俺は98番なんだけど？

ここで中立性が撤廃されたワッパーの説明がなされます。
普通の金額では、商品提供が遅くなります。
お金を多く払えば、ワッパーが早く手に入ります。

マジか！？
そりゃ普通の金額で15〜20分も待たなければならないなんて言われたらビックリです。
しかし高いお金を支払ってすぐに商品を受け取る人もいる。
あんた26ドルも払ったの？ウソでしょ！？

とまあ、バーガーキングは具体的にワッパーでネット中立性の撤廃がどんなものかを教えてくれているのですね。これを経験した人は、ネット中立性の撤廃はとんでもないと言いますよ、そりゃ。